持て余した感情は

2005年3月8日
ゆらゆら、春の光に溶けてゆく
高層ビルの展望室から
ふと、
心地の良い目眩みたいな白昼夢。
ふいに、あのときのきもち。
一体いつからだろう、捕われたのは。
君の名前を呪文みたいに呼び続けていたら
それは口癖という名の呪縛になって
アタシをがんじがらめにするんだ。

交差点の向こうで

2005年3月6日
シャッフル、シャッフル。
秒読みで変化する、街に溢れた原色の洪水に
飲まれて恐怖に立ちすくんで
雑音も全部聞こえなくなって
声にならない喘ぎ声を
君を呼ぶ声を
たくさんのひとが、こっちにむかってくるよ。
スローモーション。
嗚呼、嗚呼、
一時停止ボタン。
目を閉じて、深呼吸。
また、再生を押したら
動悸が激しいまま
普通ぶって歩き出す。
冷たく湿った闇の中に
ぼんやりと浮かび上がる、
月をむしり取ったような、蛍光スタンドの
ちらつく光の下で
縮こまってひしめき合う、鈍い金属色の
虫達のような文字が並ぶ
昔読み忘れていた本を
声に出して読みながら、僕は
君が僕にくれた、やけに優しい言葉を
思い出しながら、今は
眠りに落ちたいのに
全て忘却の彼方で
きらきらひかっていたら、どんなに素敵かと
どんなに素敵かと

前へ前へ、

2005年3月2日
前へ前へ、前へ前へ、とバックする。

カマイタチ?
そんな感じ。
それを知らなかった。
貴方に気を使わせた。
「ありがとう」より
「ごめんなさい」と云ってしまう
アタシをどうか許して。
今はただ、ただ、泣かせて。
本音を云うと
まだ、受け止められないし実感も無い。

「全て受け止めて、わかった」なんてね、
今になって
こんな残酷な言葉に変わるだなんて。
アングラな目に
なっていますよ。

欝とか、もう飽きたのに
なんで離れてくれないんだろう?

独り復活際

2005年1月22日
ただいま。


新しく、ブログを始めました。
「ホーム」から飛べます。

しかし、此処は裏日記として、細々残す予定です。
苦い過去を捨てようか悩んだけれど、
矢張り、傷跡を背負わなくてはいけないと思ったのです。
この醜い自分も、アタシの一部なんだってこと。

…てか、読み返したら、本気で痛くて吃驚しましたが。
今は、そこそこ健康なココロになったかも。たまに病んでるけど。

多分、ワダメイツのお陰ですね。
そんな感じで。
事なかれ主義の彼
嘘は吐けないよね、いつも。
そういうところがよく似て
アタシは鏡に惹かれた。
幼稚な、愛に似たそれを
誰か定義付けて、捨てて。
もう、いらないわ。
快楽とは反対のベクトル。
吐き出して鬱。

もう、薬もなくても良いのだと
狂ってく僕に剃刀を。

甘いものしか食べられない。
そういう風に
泣けやしないのに
過ぎ去って今更。
過ぎ去って今更…ねぇ?































ごめんね。
いらない。


あとは吐き出すだけ。
引き伸ばしすぎた絶望
もうペラペラだぁ…
シュレッダーにかけて。
かけて。
かけて。
きっと散り々に
こぼれたミルク、
「今更」でしょう。
嘆いたところで所詮
単なる三流悲劇。

破り捨てて
破り捨てて
破り捨てて

それでも願ってしまう
どうか、
どうか、
どうか、
それはきっとたぶん
むしろ喜劇的。
何で、アタシだったの?
何で、アタシは此処に居るのだろう?
ギリギリ。
アレになってしまいそう。

吐き出したい衝動も
切りたい衝動すら
外的に押さえ込まれて閉じ込められてしまった。
「社会」とか云う名の、透明なプラスチックケース。

それでも止まらないんです。
血管が、血液が、
もうすぐ限界。
非力なアタシには抑え切れないんです。

でも
でも
変わることは出来ないんです。
膨張して
このまま膨らみ続けて
きっと、いつか
いつか、はみ出してしまう。











ドロリ、
変形した、すでに「アタシ」ではないゲル状の...

それまで
それまで、
それまで、
型取って、
固めて
取り出して
見た。

要らない肉片
廊下に積み上げた。

泣きそうなのは
気付いたら
いつも同じ場所に戻ってしまうのです。

要らない肉片

わざとあの人の形に似せた
要らない肉片
はまることのナイ眼球
無い眼球。
嗚呼、
顳かみが痛いなあ

「食べる」という行為は、気持ち悪いな。
「眠る」という行為が、非道く億劫なの。
「息をする」のが息苦しくて、喘ぐ。喘ぐ、喘ぐ、
あー。なんだか泣きそうです。

あの人に支配されたいよ、
細胞の一つ一つに至るまで。
あの人の躯の一部になりたい、
あの人に侵蝕されて、あの人の躯の一部になりたい。
「アタシ」という存在自体が、あの人に溶けて
無くなってしまえばいいのに。
無くなってしまえばいいのに。

あー。
こめかみがいたいなあ。
お願い、どうか捨てないでよ
居心地の良い、毛布…

むしろ嘘は嫌いじゃない
それは牙を剥かないから。
「君」と云う妄想の粘膜を
纏って落下していく僕に
せめて捧げて下さい、
まるで祈りみたいな 数え切れない罵倒。

硝子棚に映り込んだ世界
君の笑顔、ゆらリ歪んだのは何故?
頭の悪い僕には、僕が
何故泣いているのか どうしても解らないけど。
だけど、この感情はとても大切で
苦いほど暖かいのよ。

せめて捧げて下さい、
まるで祈りみたいな 数え切れない罵倒。

硝子棚の中の薬壜の
中身はきっとね、腐乱しはじめた
愛しい愛しい君の膠で。

僕は「君」と云う妄想の粘膜を纏って
嗚呼、そうだよ
僕が腐乱するのを待っている、
じっと待っているんだ…

ドロリ…

ドロリ…
無様に膨らむ、人差し指の付け根。

腕の傷も、少し増えてしまった。
シガーの本数も、ぐんと増えた。

それでもアタシはぎりぎりで疾走する。
だって今は
止まってしまうことが、
そして錆付くことが、
なにしろ一番怖いのです。

自分を叱責して
軋む車輪、回して…

昨晩
眠剤イッキしようとして踏みとどまった。
だって、時間を無駄にしている場合じゃないのよ、今は。
睡眠に逃げるのは、もう沢山。
寝ている間に、描け。

自分を浪費している場合ではないよね。
でも、
すでに、失ったものは大き過ぎるね。

とりあえず、
虚無を埋めたいよ。
吐き出して浄化したいよ。

無様に膨らむ、人差し指の付け根。
幾度と無く
貧血でくたばる日々…
歪む視界、掠めて飛んだアゲハチョウ。

食生活が諸悪の根源なのよね。
体重、少し減った…でもまた過食で増えるかも。
通りすがりの殿方が、親切で保健室に連れて行ってくれる。
その時
なんか自分はもの凄くワルイ子だと、思った。
ごめんなさい。
誰に対してとか、わからないけど
ごめんなさい、って思ったの。

本当はまた切りたいのだけれど、傷は残るから
また無知な奴等の前に、惨めな晒し者になる自分が堪えられなくて…はい。くだらない、ただのエゴです。
でもココロの空っぽを埋めたくて、食べテ。
体中に巣くうドロドロとした混沌を、吐イテ。

そおいうのが、安心する。

凄く病んでいるのでは無くて、
単に安心感が欲しいの。
今のアトリエは居心地が悪いんだ。
無知で健康的過ぎる少女たちに、ときに嫌気がさす。
向こうも向こうで、
きっとアタシの扱いに困っている事でしょう。
嫌だな。
ホント、安心感が欲しい。
泣いて、
鳴いて、
啼いて、

古めかしい唄は
なんとも楽観的な甘ったるい歌詞を
ノイズに乗せてうねる。
まぁまぁ、嫌いじゃない。

だからないて、アタシは
流れた涙分の 空っぽを、なんとか埋めようとして

アイスクリームと
菓子パンと、
ポテトチップスと、
チョコレートと、
食パン半斤、
水道水1?で一気に流し込み

でも。でもでもでもでも
やっぱり太ったら
あの人はアタシを削除するでしょうから
そんな悲しい事は絶対に嫌なので
地下室に駆け込んで
全部キレイに吐いてしまいました。

ないたよ。
意味がないようで、すべてには理由があるはずで
それなのに、昔からちっとも解らないから
一つ云えることがあるのだとしたら
アタシが遅いのではなく、周りがあまりに速過ぎるのです。

古めかしい唄は
なんとも楽観的な甘ったるい歌詞を
ノイズに乗せてうねる。
…このロックスターは、今はどうして居るのだろうか?
こんな世知辛い世の中で、
それでも当時と同じ楽観的な甘ったるい言葉を
(夢をコマ切り、売る仕事なのだから、当時だって必死に嘘を吐いていたのかもしれないけれど。)
貴方は吐けますか?

泣いて、
鳴いて、
啼いて、
自分が正気なのを確かめた。
壊れてなどいない
大事な箱から取り出して、見る

キリキリとアタシの首を絞めるそれを

非道く愛しいものだと思う。

それは昼間に見た月のように

嗚呼、空気が薄くて喘いで

単に、人肌が恋しいのかも知れない

誰か、誰か、

どうかそこにいておくれ

重ねあうことに、

君意外じゃ何も、意味なんて無いから

よけいに楽なのかもね


無意識に君の名前ばかり呼ぶよ。

君の名前ばかりを呼ぶよ。
君をくだくことばかり 気にして
ココロに蓋をして閉じ込めたこと、ある?
嗚呼、ああ、喘いで赤い花。
ヘモグロビンは足りなくなるなる。
裸でナイフとフォークをつきつけ
頭を振って飛び回っている
ビンビン引っ張るしっぽの青痣
ねぇ、見て。綺麗?
コキュウコンナン!!!

腐乱しかけたいいにおいは 
素敵な君から、漂っているの。
クリームたっぷり注入した…君の珈琲色の皮膚!
ねぇ、ねぇ。舌を這わせてみても良い?
頭がくらくらするこの快楽は
ヤバイ薬と同じくらいに、
甘味料過多 人工ココナッツ
それだけは、ねぇ。君が教えてくれたのよ。

君はいつでも、いつだって
優しい目をして 微笑んだまま
ただそこに居るだけで
その世界を覗かせてくれることすらしなかったわ。
いつまでたっても逆光の記憶。
頸をつたう、汗。
頭がくらくらするのよ。

いつまで向かい合わせなの?
アタシタチ
銃口は互いに向けたままなのに
ねぇ、早く、
君からトリガーを引いて!
ただ、終わらせて欲しいのに。
それとも
アタシが壊れてしまうのを見てる?

ね。そんな風なら
せめて、泣くことを許さないで。

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