事なかれ主義の彼
嘘は吐けないよね、いつも。
そういうところがよく似て
アタシは鏡に惹かれた。
幼稚な、愛に似たそれを
誰か定義付けて、捨てて。
もう、いらないわ。
快楽とは反対のベクトル。
吐き出して鬱。
もう、薬もなくても良いのだと
狂ってく僕に剃刀を。
甘いものしか食べられない。
そういう風に
泣けやしないのに
過ぎ去って今更。
過ぎ去って今更…ねぇ?
ごめんね。
嘘は吐けないよね、いつも。
そういうところがよく似て
アタシは鏡に惹かれた。
幼稚な、愛に似たそれを
誰か定義付けて、捨てて。
もう、いらないわ。
快楽とは反対のベクトル。
吐き出して鬱。
もう、薬もなくても良いのだと
狂ってく僕に剃刀を。
甘いものしか食べられない。
そういう風に
泣けやしないのに
過ぎ去って今更。
過ぎ去って今更…ねぇ?
ごめんね。
コメントをみる |

引き伸ばしすぎた絶望
もうペラペラだぁ…
シュレッダーにかけて。
かけて。
かけて。
きっと散り々に
こぼれたミルク、
「今更」でしょう。
嘆いたところで所詮
単なる三流悲劇。
破り捨てて
破り捨てて
破り捨てて
それでも願ってしまう
どうか、
どうか、
どうか、
それはきっとたぶん
むしろ喜劇的。
もうペラペラだぁ…
シュレッダーにかけて。
かけて。
かけて。
きっと散り々に
こぼれたミルク、
「今更」でしょう。
嘆いたところで所詮
単なる三流悲劇。
破り捨てて
破り捨てて
破り捨てて
それでも願ってしまう
どうか、
どうか、
どうか、
それはきっとたぶん
むしろ喜劇的。
コメントをみる |

何で、アタシだったの?
何で、アタシは此処に居るのだろう?
ギリギリ。
アレになってしまいそう。
吐き出したい衝動も
切りたい衝動すら
外的に押さえ込まれて閉じ込められてしまった。
「社会」とか云う名の、透明なプラスチックケース。
それでも止まらないんです。
血管が、血液が、
もうすぐ限界。
非力なアタシには抑え切れないんです。
でも
でも
変わることは出来ないんです。
膨張して
このまま膨らみ続けて
きっと、いつか
いつか、はみ出してしまう。
ドロリ、
変形した、すでに「アタシ」ではないゲル状の...
それまで
それまで、
それまで、
何で、アタシは此処に居るのだろう?
ギリギリ。
アレになってしまいそう。
吐き出したい衝動も
切りたい衝動すら
外的に押さえ込まれて閉じ込められてしまった。
「社会」とか云う名の、透明なプラスチックケース。
それでも止まらないんです。
血管が、血液が、
もうすぐ限界。
非力なアタシには抑え切れないんです。
でも
でも
変わることは出来ないんです。
膨張して
このまま膨らみ続けて
きっと、いつか
いつか、はみ出してしまう。
ドロリ、
変形した、すでに「アタシ」ではないゲル状の...
それまで
それまで、
それまで、
コメントをみる |

型取って、
固めて
取り出して
見た。
要らない肉片
廊下に積み上げた。
泣きそうなのは
気付いたら
いつも同じ場所に戻ってしまうのです。
要らない肉片
わざとあの人の形に似せた
要らない肉片
はまることのナイ眼球
無い眼球。
固めて
取り出して
見た。
要らない肉片
廊下に積み上げた。
泣きそうなのは
気付いたら
いつも同じ場所に戻ってしまうのです。
要らない肉片
わざとあの人の形に似せた
要らない肉片
はまることのナイ眼球
無い眼球。
コメントをみる |

嗚呼、
顳かみが痛いなあ
「食べる」という行為は、気持ち悪いな。
「眠る」という行為が、非道く億劫なの。
「息をする」のが息苦しくて、喘ぐ。喘ぐ、喘ぐ、
あー。なんだか泣きそうです。
あの人に支配されたいよ、
細胞の一つ一つに至るまで。
あの人の躯の一部になりたい、
あの人に侵蝕されて、あの人の躯の一部になりたい。
「アタシ」という存在自体が、あの人に溶けて
無くなってしまえばいいのに。
無くなってしまえばいいのに。
あー。
こめかみがいたいなあ。
顳かみが痛いなあ
「食べる」という行為は、気持ち悪いな。
「眠る」という行為が、非道く億劫なの。
「息をする」のが息苦しくて、喘ぐ。喘ぐ、喘ぐ、
あー。なんだか泣きそうです。
あの人に支配されたいよ、
細胞の一つ一つに至るまで。
あの人の躯の一部になりたい、
あの人に侵蝕されて、あの人の躯の一部になりたい。
「アタシ」という存在自体が、あの人に溶けて
無くなってしまえばいいのに。
無くなってしまえばいいのに。
あー。
こめかみがいたいなあ。
お願い、どうか捨てないでよ
居心地の良い、毛布…
むしろ嘘は嫌いじゃない
それは牙を剥かないから。
「君」と云う妄想の粘膜を
纏って落下していく僕に
せめて捧げて下さい、
まるで祈りみたいな 数え切れない罵倒。
硝子棚に映り込んだ世界
君の笑顔、ゆらリ歪んだのは何故?
頭の悪い僕には、僕が
何故泣いているのか どうしても解らないけど。
だけど、この感情はとても大切で
苦いほど暖かいのよ。
せめて捧げて下さい、
まるで祈りみたいな 数え切れない罵倒。
硝子棚の中の薬壜の
中身はきっとね、腐乱しはじめた
愛しい愛しい君の膠で。
僕は「君」と云う妄想の粘膜を纏って
嗚呼、そうだよ
僕が腐乱するのを待っている、
じっと待っているんだ…
ドロリ…
ドロリ…
居心地の良い、毛布…
むしろ嘘は嫌いじゃない
それは牙を剥かないから。
「君」と云う妄想の粘膜を
纏って落下していく僕に
せめて捧げて下さい、
まるで祈りみたいな 数え切れない罵倒。
硝子棚に映り込んだ世界
君の笑顔、ゆらリ歪んだのは何故?
頭の悪い僕には、僕が
何故泣いているのか どうしても解らないけど。
だけど、この感情はとても大切で
苦いほど暖かいのよ。
せめて捧げて下さい、
まるで祈りみたいな 数え切れない罵倒。
硝子棚の中の薬壜の
中身はきっとね、腐乱しはじめた
愛しい愛しい君の膠で。
僕は「君」と云う妄想の粘膜を纏って
嗚呼、そうだよ
僕が腐乱するのを待っている、
じっと待っているんだ…
ドロリ…
ドロリ…
コメントをみる |

無様に膨らむ、人差し指の付け根。
腕の傷も、少し増えてしまった。
シガーの本数も、ぐんと増えた。
それでもアタシはぎりぎりで疾走する。
だって今は
止まってしまうことが、
そして錆付くことが、
なにしろ一番怖いのです。
自分を叱責して
軋む車輪、回して…
昨晩
眠剤イッキしようとして踏みとどまった。
だって、時間を無駄にしている場合じゃないのよ、今は。
睡眠に逃げるのは、もう沢山。
寝ている間に、描け。
自分を浪費している場合ではないよね。
でも、
すでに、失ったものは大き過ぎるね。
とりあえず、
虚無を埋めたいよ。
吐き出して浄化したいよ。
無様に膨らむ、人差し指の付け根。
腕の傷も、少し増えてしまった。
シガーの本数も、ぐんと増えた。
それでもアタシはぎりぎりで疾走する。
だって今は
止まってしまうことが、
そして錆付くことが、
なにしろ一番怖いのです。
自分を叱責して
軋む車輪、回して…
昨晩
眠剤イッキしようとして踏みとどまった。
だって、時間を無駄にしている場合じゃないのよ、今は。
睡眠に逃げるのは、もう沢山。
寝ている間に、描け。
自分を浪費している場合ではないよね。
でも、
すでに、失ったものは大き過ぎるね。
とりあえず、
虚無を埋めたいよ。
吐き出して浄化したいよ。
無様に膨らむ、人差し指の付け根。
コメントをみる |

クラクラと僕の頭・・・
2004年6月23日 日常非リアリティー幾度と無く
貧血でくたばる日々…
歪む視界、掠めて飛んだアゲハチョウ。
食生活が諸悪の根源なのよね。
体重、少し減った…でもまた過食で増えるかも。
通りすがりの殿方が、親切で保健室に連れて行ってくれる。
その時
なんか自分はもの凄くワルイ子だと、思った。
ごめんなさい。
誰に対してとか、わからないけど
ごめんなさい、って思ったの。
本当はまた切りたいのだけれど、傷は残るから
また無知な奴等の前に、惨めな晒し者になる自分が堪えられなくて…はい。くだらない、ただのエゴです。
でもココロの空っぽを埋めたくて、食べテ。
体中に巣くうドロドロとした混沌を、吐イテ。
そおいうのが、安心する。
凄く病んでいるのでは無くて、
単に安心感が欲しいの。
今のアトリエは居心地が悪いんだ。
無知で健康的過ぎる少女たちに、ときに嫌気がさす。
向こうも向こうで、
きっとアタシの扱いに困っている事でしょう。
嫌だな。
ホント、安心感が欲しい。
貧血でくたばる日々…
歪む視界、掠めて飛んだアゲハチョウ。
食生活が諸悪の根源なのよね。
体重、少し減った…でもまた過食で増えるかも。
通りすがりの殿方が、親切で保健室に連れて行ってくれる。
その時
なんか自分はもの凄くワルイ子だと、思った。
ごめんなさい。
誰に対してとか、わからないけど
ごめんなさい、って思ったの。
本当はまた切りたいのだけれど、傷は残るから
また無知な奴等の前に、惨めな晒し者になる自分が堪えられなくて…はい。くだらない、ただのエゴです。
でもココロの空っぽを埋めたくて、食べテ。
体中に巣くうドロドロとした混沌を、吐イテ。
そおいうのが、安心する。
凄く病んでいるのでは無くて、
単に安心感が欲しいの。
今のアトリエは居心地が悪いんだ。
無知で健康的過ぎる少女たちに、ときに嫌気がさす。
向こうも向こうで、
きっとアタシの扱いに困っている事でしょう。
嫌だな。
ホント、安心感が欲しい。
コメントをみる |

泣いて、
鳴いて、
啼いて、
古めかしい唄は
なんとも楽観的な甘ったるい歌詞を
ノイズに乗せてうねる。
まぁまぁ、嫌いじゃない。
だからないて、アタシは
流れた涙分の 空っぽを、なんとか埋めようとして
アイスクリームと
菓子パンと、
ポテトチップスと、
チョコレートと、
食パン半斤、
水道水1?で一気に流し込み
でも。でもでもでもでも
やっぱり太ったら
あの人はアタシを削除するでしょうから
そんな悲しい事は絶対に嫌なので
地下室に駆け込んで
全部キレイに吐いてしまいました。
ないたよ。
意味がないようで、すべてには理由があるはずで
それなのに、昔からちっとも解らないから
一つ云えることがあるのだとしたら
アタシが遅いのではなく、周りがあまりに速過ぎるのです。
古めかしい唄は
なんとも楽観的な甘ったるい歌詞を
ノイズに乗せてうねる。
…このロックスターは、今はどうして居るのだろうか?
こんな世知辛い世の中で、
それでも当時と同じ楽観的な甘ったるい言葉を
(夢をコマ切り、売る仕事なのだから、当時だって必死に嘘を吐いていたのかもしれないけれど。)
貴方は吐けますか?
泣いて、
鳴いて、
啼いて、
自分が正気なのを確かめた。
壊れてなどいない
鳴いて、
啼いて、
古めかしい唄は
なんとも楽観的な甘ったるい歌詞を
ノイズに乗せてうねる。
まぁまぁ、嫌いじゃない。
だからないて、アタシは
流れた涙分の 空っぽを、なんとか埋めようとして
アイスクリームと
菓子パンと、
ポテトチップスと、
チョコレートと、
食パン半斤、
水道水1?で一気に流し込み
でも。でもでもでもでも
やっぱり太ったら
あの人はアタシを削除するでしょうから
そんな悲しい事は絶対に嫌なので
地下室に駆け込んで
全部キレイに吐いてしまいました。
ないたよ。
意味がないようで、すべてには理由があるはずで
それなのに、昔からちっとも解らないから
一つ云えることがあるのだとしたら
アタシが遅いのではなく、周りがあまりに速過ぎるのです。
古めかしい唄は
なんとも楽観的な甘ったるい歌詞を
ノイズに乗せてうねる。
…このロックスターは、今はどうして居るのだろうか?
こんな世知辛い世の中で、
それでも当時と同じ楽観的な甘ったるい言葉を
(夢をコマ切り、売る仕事なのだから、当時だって必死に嘘を吐いていたのかもしれないけれど。)
貴方は吐けますか?
泣いて、
鳴いて、
啼いて、
自分が正気なのを確かめた。
壊れてなどいない
コメントをみる |

大事な箱から取り出して、見る
キリキリとアタシの首を絞めるそれを
非道く愛しいものだと思う。
それは昼間に見た月のように
嗚呼、空気が薄くて喘いで
単に、人肌が恋しいのかも知れない
誰か、誰か、
どうかそこにいておくれ
重ねあうことに、
君意外じゃ何も、意味なんて無いから
よけいに楽なのかもね
無意識に君の名前ばかり呼ぶよ。
君の名前ばかりを呼ぶよ。
キリキリとアタシの首を絞めるそれを
非道く愛しいものだと思う。
それは昼間に見た月のように
嗚呼、空気が薄くて喘いで
単に、人肌が恋しいのかも知れない
誰か、誰か、
どうかそこにいておくれ
重ねあうことに、
君意外じゃ何も、意味なんて無いから
よけいに楽なのかもね
無意識に君の名前ばかり呼ぶよ。
君の名前ばかりを呼ぶよ。
コメントをみる |

君をくだくことばかり 気にして
ココロに蓋をして閉じ込めたこと、ある?
嗚呼、ああ、喘いで赤い花。
ヘモグロビンは足りなくなるなる。
裸でナイフとフォークをつきつけ
頭を振って飛び回っている
ビンビン引っ張るしっぽの青痣
ねぇ、見て。綺麗?
コキュウコンナン!!!
腐乱しかけたいいにおいは
素敵な君から、漂っているの。
クリームたっぷり注入した…君の珈琲色の皮膚!
ねぇ、ねぇ。舌を這わせてみても良い?
頭がくらくらするこの快楽は
ヤバイ薬と同じくらいに、
甘味料過多 人工ココナッツ
それだけは、ねぇ。君が教えてくれたのよ。
君はいつでも、いつだって
優しい目をして 微笑んだまま
ただそこに居るだけで
その世界を覗かせてくれることすらしなかったわ。
いつまでたっても逆光の記憶。
頸をつたう、汗。
頭がくらくらするのよ。
いつまで向かい合わせなの?
アタシタチ
銃口は互いに向けたままなのに
ねぇ、早く、
君からトリガーを引いて!
ただ、終わらせて欲しいのに。
それとも
アタシが壊れてしまうのを見てる?
ね。そんな風なら
せめて、泣くことを許さないで。
ココロに蓋をして閉じ込めたこと、ある?
嗚呼、ああ、喘いで赤い花。
ヘモグロビンは足りなくなるなる。
裸でナイフとフォークをつきつけ
頭を振って飛び回っている
ビンビン引っ張るしっぽの青痣
ねぇ、見て。綺麗?
コキュウコンナン!!!
腐乱しかけたいいにおいは
素敵な君から、漂っているの。
クリームたっぷり注入した…君の珈琲色の皮膚!
ねぇ、ねぇ。舌を這わせてみても良い?
頭がくらくらするこの快楽は
ヤバイ薬と同じくらいに、
甘味料過多 人工ココナッツ
それだけは、ねぇ。君が教えてくれたのよ。
君はいつでも、いつだって
優しい目をして 微笑んだまま
ただそこに居るだけで
その世界を覗かせてくれることすらしなかったわ。
いつまでたっても逆光の記憶。
頸をつたう、汗。
頭がくらくらするのよ。
いつまで向かい合わせなの?
アタシタチ
銃口は互いに向けたままなのに
ねぇ、早く、
君からトリガーを引いて!
ただ、終わらせて欲しいのに。
それとも
アタシが壊れてしまうのを見てる?
ね。そんな風なら
せめて、泣くことを許さないで。
モラトリアムは屋上で
2004年6月15日 日常非リアリティー新宿の夜景に溶けてゆく。
此処はね。
近くに君の気配を感じるんだよ。
何故だろうね。
曇天に、紫煙が蒼く溶けて行く
若しかしたら、届くかもしれないね。君に。
高層ビルに雲がかった
橙と灰色のコントラスト。
君は知っていた?
アタシはずっと、待っているんだよ。
早く、気付いてね。
臆病でごめんね。
飛び下りる、勇気が無いの。
此処はね。
近くに君の気配を感じるんだよ。
何故だろうね。
曇天に、紫煙が蒼く溶けて行く
若しかしたら、届くかもしれないね。君に。
高層ビルに雲がかった
橙と灰色のコントラスト。
君は知っていた?
アタシはずっと、待っているんだよ。
早く、気付いてね。
臆病でごめんね。
飛び下りる、勇気が無いの。
コメントをみる |

あたしを連れて遠くへ
2004年6月12日 日常非リアリティー雨降りの所為で、野外スケッチの課題が出来ずに困り果てる。
スケッチブックとデッサン用具一式を持ち歩くも、ただ荷物になっただけ。
でも、折角電車に乗ったから。って、
日本橋高島屋に「千住博」見に行った。
ぶっちゃけ
彼の絵はそんなに好きじゃ無い、と
思ってました。
代表的な、滝のシリーズも
「ただ、絵の具垂らしただけじゃん。」(暴言)
くらいに思ってた。
ごめんなさい。
アタシが間違っていました。
ただただ、アタシは立ち尽くす。
気がついたら、絵の前で泣いていたんだ。
こんなことは、クリムトとシーレを見たとき以来でした。
それは、四季を一枚ずつ描いた掛け軸で。
それは、どこか痛々しいオンナノコで。
それは、目眩のするような夏の空模様で。
それは、M神宮の森で。
それは、狂気のような夜桜で。
それは、泣き出しそうな校舎で。
それは、静かに叫んでいる街角で。
それは、砂漠を一人で行く人で。
それから、気が遠くなるほどの刹那さで氷河の時代へ。
なんだか、そこから
色んなイメージがどんどん膨らんで
物語がどうっと、ココロの中に雪崩れ込んでくる。
月は時間を語り出した。
アタシを連れて、遠くへ。
嗚呼、この人はきっと、
より痛みを知っている。
そんな風に感じて、ただ、
見入ってしまったんだ。
魅入ってしまったんだ。
スケッチブックとデッサン用具一式を持ち歩くも、ただ荷物になっただけ。
でも、折角電車に乗ったから。って、
日本橋高島屋に「千住博」見に行った。
ぶっちゃけ
彼の絵はそんなに好きじゃ無い、と
思ってました。
代表的な、滝のシリーズも
「ただ、絵の具垂らしただけじゃん。」(暴言)
くらいに思ってた。
ごめんなさい。
アタシが間違っていました。
ただただ、アタシは立ち尽くす。
気がついたら、絵の前で泣いていたんだ。
こんなことは、クリムトとシーレを見たとき以来でした。
それは、四季を一枚ずつ描いた掛け軸で。
それは、どこか痛々しいオンナノコで。
それは、目眩のするような夏の空模様で。
それは、M神宮の森で。
それは、狂気のような夜桜で。
それは、泣き出しそうな校舎で。
それは、静かに叫んでいる街角で。
それは、砂漠を一人で行く人で。
それから、気が遠くなるほどの刹那さで氷河の時代へ。
なんだか、そこから
色んなイメージがどんどん膨らんで
物語がどうっと、ココロの中に雪崩れ込んでくる。
月は時間を語り出した。
アタシを連れて、遠くへ。
嗚呼、この人はきっと、
より痛みを知っている。
そんな風に感じて、ただ、
見入ってしまったんだ。
魅入ってしまったんだ。
人魚の蝋燭に灯を。
祈りを捧げる唇には蜜。
瞼に黒揚羽の鱗粉。
長い月光の布を纏い、
蓮の甘ったるい香に
ゆっくりと沈み込む。
君の横顔に、浮かぶ曼荼羅。
太陽神に、目を捧げたあの少年のように。
印度で二番目に生意気な白象が
白濁した夢の中へ
二人を誘うよ。
連れて行って。
錯覚でもいいから。
甘いチェリーの、葉巻がくれる幻想。
ゆらり、濃くなる。
まどろむ意識。
永遠に息をしない、眠れる美しい君。
滲む、雨を含んだ夜空。
連れて行ってよ。
その、楽園まで。
祈りを捧げる唇には蜜。
瞼に黒揚羽の鱗粉。
長い月光の布を纏い、
蓮の甘ったるい香に
ゆっくりと沈み込む。
君の横顔に、浮かぶ曼荼羅。
太陽神に、目を捧げたあの少年のように。
印度で二番目に生意気な白象が
白濁した夢の中へ
二人を誘うよ。
連れて行って。
錯覚でもいいから。
甘いチェリーの、葉巻がくれる幻想。
ゆらり、濃くなる。
まどろむ意識。
永遠に息をしない、眠れる美しい君。
滲む、雨を含んだ夜空。
連れて行ってよ。
その、楽園まで。
コメントをみる |

ハイトーンヴォイスの、君は極楽鳥。
ビタミン剤より良く効く、きれいで優しい本。
錆びれた自転車に乗り、空想の君連れて
雨粒みたいなキャンディーをばら撒くよ。ばら撒くよ。
らん、ららん。らん、ららん。
下を向いた灰色の人々かきわけ
天使の祝福を一身に受けよう。
泣いているみたいに
びしょ濡れでアタシは
まるで泣いているみたいに
ケラケラ、笑ったんだ。
ビタミン剤より良く効く、きれいで優しい本。
錆びれた自転車に乗り、空想の君連れて
雨粒みたいなキャンディーをばら撒くよ。ばら撒くよ。
らん、ららん。らん、ららん。
下を向いた灰色の人々かきわけ
天使の祝福を一身に受けよう。
泣いているみたいに
びしょ濡れでアタシは
まるで泣いているみたいに
ケラケラ、笑ったんだ。
コメントをみる |

たまに、あの人が吐く
ものすごくちぐはぐな、陳腐な台詞。
「やっぱり、リタは才能があるんだね」
…は?
才能なんて、あるわけないのに。
振ったって出てきやしないわ。
そんなこと、
あの人が一番良く知っている。
いつも、アタシを見下しているくせに。
いつも、アタシを見下しているくせに。
この
必死に踏み留まって、
発狂寸前で震えて、
たまに抱え切れなくて逃げて、
泣き叫んで露呈して、
また無様に舞い戻ってきて、
しがみ付いて抱きしめて、
これが
これが才能ですか?
ねぇ、
ねぇ!
ばかにするな。
ぞっとするよ。
勝手な言い分だけど
どうか幻滅させないで。
アタシの帰る場所になることを拒絶するからには
せめて最後に居てください。
ものすごくちぐはぐな、陳腐な台詞。
「やっぱり、リタは才能があるんだね」
…は?
才能なんて、あるわけないのに。
振ったって出てきやしないわ。
そんなこと、
あの人が一番良く知っている。
いつも、アタシを見下しているくせに。
いつも、アタシを見下しているくせに。
この
必死に踏み留まって、
発狂寸前で震えて、
たまに抱え切れなくて逃げて、
泣き叫んで露呈して、
また無様に舞い戻ってきて、
しがみ付いて抱きしめて、
これが
これが才能ですか?
ねぇ、
ねぇ!
ばかにするな。
ぞっとするよ。
勝手な言い分だけど
どうか幻滅させないで。
アタシの帰る場所になることを拒絶するからには
せめて最後に居てください。
コメントをみる |

アタシのトリカゴの中で
左が好きな赤い小さな鳥は
キリキリ、キリキリ、
貴方を想い出しては泣くのよ。
嗚呼、取り出して見せてあげたい。
凄く、可愛いの。
(南国に焦がれているの。)
貴方はチキンが好きだから、
いつかアタシが料理してあげるわ。
トマト味の上等なスープ。
煩悩のスプーンで、きっと、残さず食べてネ。
貴方の白いトリカゴの中で
左の好きな赤い小さな鳥は
ねぇ、
どんな声で鳴くの?
つめたい夜に泣くの?
左が好きな赤い小さな鳥は
キリキリ、キリキリ、
貴方を想い出しては泣くのよ。
嗚呼、取り出して見せてあげたい。
凄く、可愛いの。
(南国に焦がれているの。)
貴方はチキンが好きだから、
いつかアタシが料理してあげるわ。
トマト味の上等なスープ。
煩悩のスプーンで、きっと、残さず食べてネ。
貴方の白いトリカゴの中で
左の好きな赤い小さな鳥は
ねぇ、
どんな声で鳴くの?
つめたい夜に泣くの?
続、新・環七ラビット
2004年6月1日 日常非リアリティー今日から正式に新しい住まいです…
なんだか変な感じぃ…
相変わらず、香奈をへヴィローテで。
曲によっては打ち込みで無い方が絶対良いのに…
少なくともドラムを変えて欲しい!
意外にメタルな曲とかあって、素敵なのにぃ。
勿体無い。
貴方の声を聴き過ぎて、
中途半肥えてしまった耳。
どう責任取ってくれる?
せめて
アタシを南国へ連れ去って下されば…
矢張り、思い知る。
独りぼっちを。
もう、慣れたけどね。
なんだか変な感じぃ…
相変わらず、香奈をへヴィローテで。
曲によっては打ち込みで無い方が絶対良いのに…
少なくともドラムを変えて欲しい!
意外にメタルな曲とかあって、素敵なのにぃ。
勿体無い。
貴方の声を聴き過ぎて、
中途半肥えてしまった耳。
どう責任取ってくれる?
せめて
アタシを南国へ連れ去って下されば…
矢張り、思い知る。
独りぼっちを。
もう、慣れたけどね。