月の光が透けた スカート翻して
四葉のクローバーを探しに行こうか
裸足で。

薔薇鉄線をくぐり抜けてから
赤いはなびらが
足を伝うの。
越えてしまったのね。
仕方ない。

望まない結末に向かって
多分、ゆっくりと歩いてる。
幕を降ろすすべを知らないの。
…そういうことにしておいてよ。

遠回りして帰ろう。(今更帰れるものならば、ね)
月が狂おしいほど、綺麗。
嗚呼、狂ってしまえばいいのに。

貴方が思っている程
跳ねているわけじゃないわ。
嗚呼、お互い様だわね…
ごめんなさいね。
ごめんなさいね、

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